2018年10月27日

葬儀・告別式と現代の事情に関して

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日本人の平均寿命は世界一ですが、全てで喜ばしいとは言えない実情があります。間違いなく多死社会だと言えますし、葬儀・告別式を行うまでに待たされるケースが後を立ちません。予約が満杯になっている場合もありますし、火葬をするまでに数日間待つことがあります。

故人と過ごせる時間が増えるのはありがたいですが、現実問題としては遺体の維持に費用がかかってしまいます。遠方の親類の滞在費用も余分にかかりますし、神経がすり減ってしまう要因になります。しかし、葬儀社の大半が傘下の葬儀場を設けています。

自らのところが満杯であれば、近くにある葬儀場を紹介してくれるはずです。もちろんサービスに差はありませんし、納得出来る葬儀・告別式になるのではないでしょうか。自宅葬にも対応してくれますし、祭壇や供花の種類も豊富になっています。専任の葬祭ディレクターが常駐していますし、疑問や質問は事前に訊ねておくべきです。終活セミナーの類いも充実していますし、皆の死に対する意識が変わって来ていると言えます。難しく考えてしまいがちですが、実はシンプルに考えることが正解です。大切なことは、元気なうちに決めておくことです。後悔が少なくなるはずです。