2018年07月26日

故人を偲んで、皆で集まる習慣はとても良いと思う

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近頃のお葬式は、昔に比べると、ずいぶんと簡略化になって来ている様に感じます。それは、お葬式だけに限ったことでは無く、冠婚葬祭に関しましては、どちらも同様に簡略化されてきているように感じます。昔は、特に田舎の方に限る事かも知れませんが、自宅において執り行われていたと思われます。

白と黒の幕を張り巡らし、外には大きな花輪が飾られ、親類縁者から、ご近所総出で、死者を送る葬儀だったようです。お坊さんの長いお経を聞かされ、一日がかりの大騒動だったようです。昨今は、その様な葬儀を執り行う家庭もずいぶん少なくなり、斎場にて執り行うケースが増えて居るように見受けられます。

家族葬や、密葬等と言って、本当に家族だけの少ない人数で、静かに送り出される方が多いようです。その後しばらくして、少し落ち着いたころに、お別れの会と題して、知人や、お世話になった人にお別れの時間を準備されるケースもあります。

このケースは、殆ど場合、有名人や著名人などに多く見られると感じます。中には、一周忌の際に、パーティー形式で、偲ぶ会という場所を準備して、集まる場合もあるようです。昨今の葬儀の良い所と感じることは、本当に、故人の事を想う人たちによってお別れが行われている事だと感じます。