2018年06月08日

増加をする葬儀の形と元々の意味を知っておく

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葬儀を執り行う際には寺院に相談をして斎場まで足を運んでもらって、読経をしてもらうということが一般的です。しかし最近では無宗教なので葬儀の際だけ寺院と関わりを持つことに抵抗を感じてしまう人も増えています。

また普段関わりがない寺院に依頼をしてもいいものなのか、どこに依頼をしたらいいのか分からないということもあります。元々故人のために執り行うと考えられていますが、実は遺族がけじめをつけるために執り行うという意味合いもあります。

もしも一切儀式的なものを執り行わずに火葬だけにする、ということになってしまえば、お別れをした実感も得ることができなくなってしまいます。ですから故人のためというよりも遺族のために行うという意味のほうが強いです。

それでも出来るだけ近親者のみで見送りたいと考える人が増加をしているので、宗教に捉われない形で送り出すという人も増加をしています。読経や焼香なども一切行わず、故人が好きだった音楽を流すなど故人らしい見送り方を選択することもできます。無宗教で送り出したいという希望があれば、まずは専門業者に相談をしてみるとよいでしょう。対応をしてくれるところも増えてきているので、安心して任せることができます。